何年目の坂道か

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乃木坂46好きなフレーズ集Vol.01

今回はTwitterでもちょいちょい話している、好きな曲のフレーズのお話をして行きたいと思います。

 

秋元康さんの作詞は本当に素敵なものなので、あまり聞いたことのない曲があれば改めて聞いていただけると嬉しいです。

 

歌詞の考察は私の解釈なので聞く人によって解釈が違うと思います。

その点には気をつけてください。

 

 

ひと夏の長さより・・・

 

愛し合ったこの日々は 種の多いスイカみたいだった

 

この曲はこの夏の思い出を振り返り、あの楽しい夏が終わってしまうのは寂しいという内容です。選んだフレーズの部分は2番のサビにあります。あの夏の日々を種の多いスイカに例えているところが、なんとも素敵なところです。特に素敵だと思ったのは、スイカという夏の風物詩であるスイカを使っているところです。スイカはとても美味しいですが、種という少し食べにくい部分があります。でもスイカは食べたくなります。

 

愛し合ったこの日々というのは、夏の楽しい日々です。それと同時に種の多いスイカを指しています。「種の多いスイカ」の種の多いというのは、愛し合った夏の日々にもあった、ちょっとした喧嘩やトラブルです。種の多いスイカというのは少し食べにくく煩わしいですが、その実はとても美味しいです。スイカはまた来年も食べたくなります。その来年も食べたくなるという部分と来年もこんな夏が来たらいいと思う気持ちが一緒になっているというところが素敵なところです。

 

この曲は曲の構成も素晴らしいと思っています。この曲の歌詞は先にも述べたように楽しい夏の思い出を振り返っています。イントロからサビ前の歌詞が思い出を振り返るパートになっており、少し静かになっています。ですが、サビが始まった途端、夏を思い出して一気に盛り上がります。サビ前で夏の思い出を思い出しながら気持ちを高め、サビで「あんなに楽しい日々があったのに!」という興奮が伺えます。

 

この曲1つの中で

「この夏を思い出す⇨サビで思い出してエモくなる⇨あの夏が終わることを寂しく思う」

という夏の終わりを感じさせる曲構成になっています。

 

 

トキトキメキメキ

 

オセロは白の勝ち

 

この曲は好きな子を見てこの気持ちが抑えられなくなって、夏がくる前に告白しちゃおうというお話です。時期的には5月〜7月です。選んだフレーズは2番のはじめの方にあります。暑くなりブレザーを脱いで遊んでいる学生たちをオセロに見立て、シャツの方が多いということを白が勝ちという言葉で表現しています。「ブレザー脱いだ生徒が多くなって来た校庭」と「オセロは白の勝ち」という2つのフレーズで、もう学校の半分以上の人がブレザーを脱いでいるくらい暑くなったということを表現していると言うとことが好きです。

 

 

あの日 僕は咄嗟に嘘をついた

 

遠くで九月の蝉が鳴いた

 

この曲はずっと一緒にいた友達に思いを伝えられず、その友達の気持ちにも気づいていたのに、自分に嘘をついてこの関係を続けようとしてしまったことへの、後悔の話です。

遠くで9月の蝉が鳴いたと言うフレーズ。これはこの曲の主人公が思いを伝えられずに、その時が過ぎた後に後悔に気づいた遅さを表しています。9月の蝉と言うのは蝉の時期からは少し遅いです。蝉が鳴くと言うのは、その気持ちに気づくと言うことです。気づくのが遅かった主人公はその友達と離れてしまう悲しさを表現しています。9月の蝉も時期が外れているので仲間がいません。一人になった寂しさを時期の外れた蝉と重ねて表現しています。

 

この関係でいることが優しさだったのか、君と僕の関係を発展させることが優しさだったのか。

この主人公は君と一緒に居ることができなくなったことを後悔している。

 

 

 

今回はこの3曲を書かせていただきました。私の解釈ですので、それはちょっと違うと思うなどの意見もあると思いますが、皆さんの解釈をTwitterなどで広めていくと曲をもっと楽しめると思います。

 

駄文長文、お読みいただきありがとうございました。

 

P.S.

失恋なら梅雨入り前に!