ネットとファンとアイドル

 皆さんはTwitterの強アカと呼ばれている人の存在をご存知でしょうか？

私は強アカというのはフォロワー数が多く、人気のあるアカウントという風に解釈しています。

しかし、この強アカと呼ばれる人たちは厄介なものでフォロワー数が多いただの一般人です。そのため、発言に一切責任を持っていません。

フォロワー数が多いというのはそれだけ多くの人がみると言うことです。多くの人が見れば、リツイートやいいねが増え、外から見ればまるでその意見の同意者がたくさんいるように見えます。

フォロワー数が少ないアカウントは何を言っても検索をしない限りは少ない人しか見ません。ですが、フォロワーが多く、リツイートやいいねも多いツイートはフォロワーのフォロワーまで見ることになり、少ないアカウントよりもかなり多くの人の目に触れてしまいます。

ここまで読んだ方には強アカの何が厄介かわかってきたでしょう。

その拡散力が厄介なのです。

多くの場合、共感を得るためツイートにリツイートやいいねが多くなります。欅坂でいえば、とりあえず「平手可哀想」とか呟いておけばその辺のオタクからはいいねがもらえるでしょう。

可哀想だけ書くならまだいいです。そこに意味のわからない憶測や要望を含んでいることが問題なのです。

Twitterで回ってくる情報の大半はまとめサイトにもまとめられています。そのため、真偽のわからないことを堂々と「速報」などと言う風に付け、ツイートしてしまいます。そうなると、これを見たフォロワーがリツイートをし、こんなことあるんだと言う風になります。

インフルエンサーという言葉を知っているでしょうか？

これは影響を与える人という意味です。モデルやインスタグラマーのような人が紹介した商品が売れるというものです。

強アカというのはインフルエンサーです。１つの発言が多くの人に見え、さらには総意に見えてしまいます。

共感というものは恐ろしいもので、自分が大きくなったような気がしてしまいます。共感が多いから正しいという考えになります。その共感が本当に正しいとはいえないことも多いにあります。

いいね稼ぎやリツイート稼ぎのために、不安を煽るのだけはやめてください。

特に外部から知り得ない情報を本当の情報かのように発信する強アカは気をつけて欲しいです。いつもメンバーの疑惑を騒ぎ立てるのはまとめサイトと強アカです。

逆に週刊誌は疑惑に根拠を持っていることが多いので、報道後に公式の発表があります。そのため、強アカやまとめサイトような根拠のない疑惑を拡散させることがありませんし、間違った情報であればすぐに何もなかったことになります。

乃木坂欅坂は特にそう言った情報に振り回されすぎです。ファンの年齢層の低さでしょうが、真偽のわからない情報を嬉々としてツイートする、わからないからこそ情報は拡散され疑惑になる、それを握手会で聞くバカが出たりするから厄介なのです。

エキセントリックの歌詞にもあります。確証ないほど拡散する。

この歌詞がこの問題です。

メンバーの精神をダメにしているのは運営でもメンバーでもありません。ファンの噂なのです。確証ない噂を嬉々として拡散し、リツイートやいいね稼ぎに使う。そう言ったことで噂が広まり握手会で嫌なことを言われたりするということがあるのです。

当然、仕事の疲れからくる精神的なものもあるでしょうが、これは彼女たちに与えられた運命です。外の人間はどうにもできません。本当にダメであれば本人が自分で休養宣言をします。

強アカの人は自分の発言に少しは責任を持ってください。特に確証のない噂などは広めないでください。そのせいでメンバーが辛い思いをするかもしれません。

握手会に行く人も疑惑を聞きに行くのではなく、もっと楽しいことを話してください。そんなくだらないことをするからメンバーが悲しむのです。

このブログも強アカが見て、何言ってんだって晒し者にするかもしれませんが、大事なのは確証のない情報を広めるなということです。

中高生がTwitterを見ている今だからこそ、自分で情報を選り分け、正しい情報を流すということが大事です。自分自身で正しい情報を見抜くことが大事です。まとめサイトやTwitterが全てではありません。内部の情報なんてほんとは誰にもわかりません。今出ている平手留学という話や映画撮影という話も本当かどうかわかりません。公式の発表があるまでは気にしないのがベストです。なんでいないのかなとは思うでしょうが、ここはスケジュールの都合なんだと思うだけでいいんです。大きなことがあれば発表があります。その時を待ちましょう。

強アカに向けての内容に近いですが、強アカを見ている人だけでなくTwitterを見ている人全員に言えることです。間違った情報は拡散しない、正しい情報を見抜いた上でツイートする、そう言ったことが大切です。

歌詞の憶測や演出の意味なども多く回っていますが、あまり過激に書きすぎないようにしたほうが、不安を煽らなくて済みます。みんなで気をつけましょう。

あとがき

今回はTwitterを見ていて思ったことを書きました。強アカと呼ばれる人はいいねしましたやリツイートでよく見ます。ただその内容の大半がネガティブな不安を煽ることやアンチに向けた内容ばかりなのです。ネガティブなことを考えて楽しい人なんていません。ポジティブなツイートこそ広められるべきで、これから楽しいことがありそうだと思えばなんでも楽しく思えます。何にでも反対するのは楽しくないです。どうなるんだろうと不安になるのではなく、どうなるんだろうと期待するのです。全体がポジティブになれば次はもっと楽しいことが待っているという空気になり、もっと楽しくなります。

もっとポジティブに悪いことは考えない精神で行きましょう。

P.S

Twitterの〇〇がいいねしました無くしてくれないと余計にストレスがたまる